三叉神経麻痺(オトガイ神経麻痺)

三叉神経麻痺とは

三叉神経とは、12対ある脳神経のうち5番目の脳神経で、脳神経で最も大きな神経です。
三叉神経は眼神経、上顎神経、下顎神経の三つの枝に分かれています。
この三叉神経に障害が起こると三叉神経麻痺になります。

歯科で三叉神経麻痺というと、三叉神経第3枝の下顎神経の麻痺を指すことが一般的で、この第3枝に何らかの障害が起きると三叉神経麻痺が起こります。

三叉神経第3枝は下歯槽神経・下顎神経とも言い、また、この神経の末梢部から出ている神経をオトガイ神経というので、 三叉神経麻痺のことを下歯槽神経麻痺・下顎神経麻痺・オトガイ神経麻痺と言うこともあります。

三叉神経領域

三叉神経

 

三叉神経(第3枝)麻痺の症状

麻痺の特徴として、下口唇や口角部、前歯部口腔粘膜や歯肉に麻痺が起こります。

〇 下口唇や口角部、また片側の下顎全体にしびれ感や、ピリピリするような感じ
〇 手で触っても感覚がない
〇 発音がしにくくなる
〇 水を口に含むとこぼれてしまう

などの症状が起こり、大きなストレスを感じるようになってしまいます。

 

三叉神経(第3枝)麻痺の原因

三叉神経第3枝の麻痺(下歯槽神経麻痺、下顎神経麻痺、オトガイ神経麻痺)は、外科的侵襲により発症します。

原因としては、歯科治療によるケースがほとんどで、下顎智歯(親不知)の抜歯、インプラント手術、歯根の先の嚢胞の除去手術、歯根の治療等が原因として起こり、治療を行った側の口唇・口角・舌に麻痺が多く認められます。

また、外科矯正や美容外科手術(小顔にする為の骨削りなど)後に起こる両側性の麻痺や、交通事故などによる下顎骨骨折の整復手術後の麻痺などもあります。

 

三叉神経麻痺(下歯槽神経麻痺・下顎神経麻痺・オトガイ神経麻痺)が起きたら

まずは原因となる治療や手術を行った診療科に相談して治療を受けて下さい。
早期の治療が大切です。

それでも麻痺が治らない場合は、鍼治療も有効な治療法です。

当医院では、20年以上に渡り、三叉神経麻痺、顔面神経麻痺に特化して東洋医学鍼治療Parietal Acupoint Therapy(PAPT療法)を行っており、今までの多くの治療例からも有効性が示されています。

 

三叉神経(第3枝)麻痺の一般的な治療

一般的な西洋医学治療では、保存療法として原因を除去し、神経の再生手術を行います。
また、薬物療法、電気療法、星状神経節ブロック、ソフトレーザー療法などがあります。

当医院の三叉神経(第3枝)麻痺の治療
 

当医院では顔面神経麻痺の治療に、西洋医学的考えを取り入れた独自の東洋医学鍼治療Parietal Acupoint Therapy(PAPT療法)頭頂部鍼療法を行っています。
また、レーザー治療、近赤外線治療も併用して治療を行っています。

PAPT療法は主に頭頚部(頭と首)を中心に診断と治療を行い、解剖学的・生理学的・神経学的・筋骨学的にどの神経の支配領域なのかをしっかりと見極めて鍼治療を行います。

(PAPT療法については、こちら「初めての方へ」で掲載)

今まで三叉神経(第3枝)麻痺でお悩みの患者様が多数来院され、個人差はありますが、当医院の鍼治療PAPT療法を受けられ、治療結果が治癒、回復、改善された方が多数いらっしゃいます。
(下記にPAPT療法による当院の三叉神経(第3枝)麻痺の治療例を掲載しています)

また、PAPT療法による顔面神経麻痺の治療例も掲載していますので、それぞれの顔面神経麻痺の症状による治療期間、治療回数などもご参考になさって下さい。

三叉神経麻痺(下歯槽経麻痺・下顎神経麻痺・オトガイ神経麻痺)は原因のところで記載したように、それぞれの治療後に外科的侵襲を受けて麻痺が発症してしまい、二次的選択として鍼治療(PAPT療法)を行う訳ですが、
神経が受けている外科的侵襲の度合いにより、回復状態が異なってきます。

受けている外科的侵襲の度合いによっては、全く変化が起こらない場合もあります。

それでも、当医院に来院される患者様には、10年以上麻痺が治らなかった方でも、当医院での長期治療により少しづずでも回復していく方もいらっしゃいます。

諦めずに当医院にご相談下さい。

PAPT療法は頭頚部のみの治療ですので、歯科治療のチェアーにおかけのまま行うことが出来ます。

使用する鍼は、すべてセイリン社(日本製)の滅菌ディスポーサブル鍼(使い捨て)を使用し、太さは、0.10~0.25mmの細いハリを使用しています.

治療に当たりましては、お悩みの患者様のお話をよくお聞きして、インフォームドコンセントを大切にしております。

一回の治療時間は30分~1時間になります。

 

治療料金

自費診療になります。

初診時   9,720円(消費税込み)
再診時   7,560円(消費税込み)
ご相談のみ 3,240円(消費税込み)

 

PAPT療法による三叉神経(第3枝)麻痺の治療例

発症期間、症状などにより個人差はありますが、症状の治癒、回復、改善の経過、治療期間、治療日数などご参考になさって下さい。

<オトガイ神経麻痺  51歳 女性 東京都>

某歯科医院にて、左下6番部位にインプラント手術後、11ヶ月前から下口唇の麻痺と下顎の動きが悪く当医院に来院される。来院時、インプラントの上部構造は装着済みで有った。

10ヶ月 (35回)のParietal Acupoint Therapy(PAPT療法)の治療により治癒する。

 

<オトガイ神経麻痺  68歳 女性 北海道>

当医院に来院される3年前にインプラント手術により麻痺を発症。
大学病院に通院加療されても麻痺が改善せず、当医院を紹介される。
特に、同側口唇のしびれと、下顎の麻痺感がとれないことを主訴として来院される。

※1ヶ月(12回)のParietal Acupoint Therapy(PAPT療法)の治療により治癒する。

 

<オトガイ神経麻痺  25歳 女性 埼玉県>

某歯科医院にて、1ヶ月前に左下智歯の抜歯後、左下口唇麻痺と顎ならびに下顎前歯の麻痺を主訴に当医院に来院される。

5ヶ月 (22回)のParietal Acupoint Therapy(PAPT療法)の治療により治癒する。

 

<オトガイ神経麻痺  50歳 女性 長野県>

某歯科医院にて、左下5番部位のインプラントを除去し、自家骨移植手術を行なった。
翌日からの左下口唇麻痺と頬粘膜麻痺を主訴に当医院に来院される。

12ヶ月(50回)のParietal Acupoint Therapy(PAPT療法)の治療により治癒する。
ただ、頬神経の不快症状が消える迄に時間を要した為、50回の治療となった。

 

<左下歯槽神経麻痺  28歳 女性 東京都>

3年前に事故により下顎骨骨折、口腔外科、形成外科より骨折などを治療。
しかし、麻痺が治らず、特に左唇から下顎のしびれを主訴として当医院に来院される。

※約10ヶ月(35回)のParietal Acupoint Therapy(PAPT療法)の治療により麻痺感が消失する。

 

<両側三叉神経麻痺  21歳 女性 埼玉県>

当医院に来院される前に、外科矯正(両側下顎離脱手術)を行った後に口唇周辺の麻痺を発症し、某歯科大学病院で鍼治療を受けるが治癒しなかった。
同症状を主訴として当医院に来院される。

※8回のParietal Acupoint Therapy(PAPT療法)の治療を行って麻痺が治癒した。

 

<オトガイ神経麻痺  47歳 男性 東京都>

左下親知らずを某歯科医院で抜歯ご、オトガイ神経麻痺を発症。
約2ヶ月間様子を見ながら、理学療法を行ったが改善されず、同症状を主訴として当医院に来院される。

※週2回、2週間のParietal Acupoint Therapy(PAPT療法)の治療により治癒する。
口角・口唇の麻痺が無くなり、紹介歯科医院へ戻るように勧めた。

 

<オトガイ神経麻痺  38歳 女性 埼玉県>

8年前に右下親知らずを某歯科医院で抜歯。その後、オトガイ神経麻痺を発症したが、自然に麻痺感が薄れてきたので、そのまま放置した。
しかし、その後他の歯科医院にて、他の歯の治療を行っているときに、麻痺感を感じ歯科医に相談して当医院を紹介される。
オトガイ神経麻痺を主訴として当医院に来院される。

※週1回、4回のParietal Acupoint Therapy(PAPT療法)の治療により麻痺感が消失した。

 

<オトガイ神経麻痺  58歳 男性 広島県>

7年前に某大学病院にて、左下親知らずを抜歯したその際に、下歯槽神経を切断し、左下半分の感覚がない状態が続いたが、感覚の改善を願い、某医科大学において神経再生手術を行い成功した。
ただ、成功はしたが、三叉神経麻痺を発症し、広島より当医院に来院される。

※約4ヶ月16回のParietal Acupoint Therapy(PAPT療法)の治療で麻痺感はほぼ消失した。
しかし、下の後縁部にわずかな運動麻痺感が残っているため、1ヶ月に1回の治療を続けて行っている。

 

お気軽にご相談下さい。
048-985-2567

 

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